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SPORT CLIMBING JAPAN TOUR 2025のボルダー全7戦が終了

公開日: 2025-12-27
SPORT CLIMBING JAPAN TOUR 2025のボルダー全7戦が終了

Photo : 窪田美和子

SPORT CLIMBING JAPAN TOUR 2025のボルダー全戦が、12月13日に行われた第7戦をもって終了しました。ツアーは全国各地のクライミング施設で行い、また「livedoor URBAN SPORTS PARK」(東京都)での第3戦では一般体験会と中上級者講習会も併催しました。

(取材・文/CLIMBERS編集部)

ツアーランキング

全7戦終了時の総合ランキングをご紹介します(男女各上位3人)。各戦の1位には100ポイント、2位には80ポイント、3位には65ポイント…と、順位に応じてポイントが与えられます。総合ポイントは各選手の上位3大会分のポイントで算出します。

男子

1位:篠沢 諒/212pt
2位:藤井 快/207pt
3位:和田 樹怜/206pt

女子

1位:倉 菜々子/280pt
2位:大河内 芹香/265pt
3位:青栁 未愛/238pt

男子1位の篠沢諒選手は最終第7戦で1位に立ったことで100ポイントを獲得し、総合1位でフィニッシュ。女子1位の倉菜々子選手は第1戦と第2戦で1位に立つなど強さを発揮しました。男女とも上位40人が2026年1月31日、2月1日に「駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場」(東京都)で開催するボルダージャパンカップへの出場権を得ました。なお、ボルダー全7戦は下記のスケジュールで実施しました。

日程 会場
第1戦 9/6(土) B-PUMP OGIKUBO(東京)
第2戦 9/27(土) ボルダリングジム レトラス(富山)
第3戦 10/11(土) livedoor URBAN SPORTS PARK(東京)
第4戦 10/18(土) CLIMBING GYM COCOMO(兵庫)
第5戦 11/15(土) ロックメイト大津店(滋賀)
第6戦 12/6(土) Bare Hands Climbing Gym(福岡)
第7戦 12/13(土) Dボルダリングプラスリード立川(東京)

第3戦で一般体験会と中上級者講習会を開催

10月11日に「livedoor URBAN SPORTS PARK」で行ったボルダー第3戦は、同11~13日に開催された「livedoor URBAN SPORTS PARK 1st Anniv.FES」の期間中でもあり、その一環として12、13日にボルダーの一般体験会と中上級者講習会をJMSCAが共催しました。

12日にはボルダージャパンカップ2022で優勝した倉選手とスピード日本記録保持者の大政涼選手が、13日には2025年ボルダー・リード日本代表の葛生真白選手と世界選手権2021王者の藤井快選手が講師として登場。参加した方々にレクチャーを施しました。中上級者講習会はジャパンツアーの課題をそのまま使用。ユース年代のクライマーたちが参加し、トップ選手の指導を受けました。

中上級者講習会で指導する藤井快選手(左)
[写真:窪田亮]

13日に藤井選手、葛生選手、参加者に話を聞きました。

[写真:窪田亮]

藤井快選手

――教えた感想を教えてください。

「ジャパンツアーの課題は難しいですね。参加者が基本的にはコンペ志向の子どもたちだったので、教えたらできるし、ある意味では教えがいがある感じでした。ユース年代を教えることはあまりないので面白かったです」

――難易度の高い課題を若い子たちが経験するメリットはありますか?

「ある意味での目標になるとは思います。ただ、ここが頂点ではないことを理解してほしいですね。あくまで通過点なので。ジャパンツアーが目的にならないようにしてほしいです。それでも話題のクオリティーはやはり高いので、トライするのはいいことだと思います。フィジカル的なところは難しいですけど、パワーを使わないようなテクニカルなクライミングは体が大きくなっても変わらないですし、そこは吸収できるので」

[写真:窪田亮]

葛生真白選手

――教えた感想を教えてください。

「みんないっぱいトライしていて、教えたことがタメになればいいなと思います。未来のライバルとして、一緒に戦える日を楽しみにしています」

――参加者が自身のレベル以上の課題を体験した意味などはどう感じますか?

「ユースの課題より距離感や強度があると感じると思いますけど、『そういう課題をやっていかなくちゃ』みたいな意識が芽生えるのかなと思います」

――普段から教えることはありますか?

「地元のジムで週に1回スクールを担当していて、そこで教えています。人それぞれの登り方があったり、保持力とか筋力とかも違ったり。自分に合った登り方を探すのが一番で、『教える』というのはその手助けでしかないと思っています」

女子参加者(中上級者講習会)

――参加した感想を教えてください。

「めっちゃ楽しかったですし、めっちゃ学びました。藤井選手と葛生選手に教えてもらえて、足の使い方や空間の入り方など、学べて楽しかったです」

――課題の印象は?

「ジャパンツアーはちょっと遠い存在だけど、大人の課題とかトップの選手が登る課題に触るのはいい経験になったと思いました」

――この体験会を通して新たな目標はできましたか?

「ジャパンツアーが最後じゃなくて、その先までもっともっと行きたいです」

――どういう選手になりたいですか?

「藤井選手や葛生選手のように、強くて、優しく教えてくれるような、接しやすい選手になりたいです」

男子参加者(中上級者講習会)

――参加した感想を教えてください。

「藤井さん、葛生さんの的確なアドバイスで登れた人がいっぱいいて、やっぱりトップアスリートはすごいなと思いました」

――アドバイスの印象は?

「藤井さんが『上から行ったら勝手に体が流れてくれる』みたいなアドバイスをしてくれた時に自分はできなかったんですけど、1人が結構いいところまで行って、さすがだなと思いました」

2025競技会一覧

  • 第5回ボルダーフューチャーカップ鉾田(BFC2025)
  • 第11回ボルダーユース日本選手権倉吉大会(BYC2025)
  • 第13回リードユース日本選手権多久大会(LYC2025)
  • リードジャパンカップ2025(LJC2025)
  • スピードジャパンカップ2025(SJC2025)第5回スピードユース日本選手権多久大会(SYC2025)
  • ボルダージャパンカップ2025(BJC2025)