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日本代表初派遣のアジアキッズ選手権(インド・プネー)2025で7個のメダルを獲得

ユース大会公開日: 2025-12-30
日本代表初派遣のアジアキッズ選手権(インド・プネー)2025で7個のメダルを獲得

女子U-15ボルダーで優勝した蒔田遥選手(写真は2025年9月開催のボルダーフューチャーカップ)

「アジアキッズ選手権(インド・プネー)2025」が11月1~4日(現地時間)に行われました。実施された種目はボルダー、リード、スピードで、JMSCAはU-15日本代表を各種目に男女3人ずつ派遣。金1個、銀2個、銅4個で計7個のメダルを獲得しました。選手たちを率いた西谷善子ユース日本代表ヘッドコーチに話を聞きました。

(取材・文/CLIMBERS編集部)
Photo : Ryo Kubota/JMSCA/アフロ

インドでの大会を戦ったU-15日本代表選手は、第5回ボルダーフューチャーカップ鉾田(2025年9月開催)、第3回リードフューチャーカップ西条(2024年11月開催)、第5回千葉カップのスピード競技など、国内選考大会の結果をもとに選出されました。

日本勢は6種目中5種目でメダルを獲得。女子U-15ボルダーでは蒔田遥選手が金メダルを手にしました。さらに同種目では木村夏渚選手が2位に入り、日本人選手がワンツーフィニッシュを決めています。

日本人選手リザルト
▼男子U-15ボルダー
3位:河本 恒太朗(京都府山岳連盟)
4位:濱田 琉碧(神奈川県山岳連盟)
5位:栗田 知世(山形県山岳連盟)
※44人が出場
▼女子U-15ボルダー
1位:蒔田 遥(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)
2位:木村 夏渚(横浜隼人中学校)
5位:塗木 りん(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)
※42人が出場
▼男子U-15リード
2位:長尾 一樹(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)
3位:上田 大志(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)
5位:河本 恒太朗(京都府山岳連盟)
※40人が出場
▼女子U-15リード
3位:廣瀬 菫(東京都山岳連盟)
4位:木村 夏渚(横浜隼人中学校)
5位:蒔田 遥(静岡県山岳・スポーツクライミング連盟)
※35人が出場
▼男子U-15スピード
3位:上池 祐志郎(福岡県山岳・スポーツクライミング連盟)
10位:氏家 大翔(福島県山岳・スポーツクライミング連盟)
22位:渡邊 大和(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)
※30人が出場
▼女子U-15スピード
13位:渡邉 さくら(岐阜県山岳連盟)
22位:高尾 美鈴(福岡県山岳・スポーツクライミング連盟)
23位:姉帶 杏美(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)
※32人が出場
インタビュー:西谷善子ユース日本代表ヘッドコーチ
――JMSCAとして初めて代表を派遣した大会を振り返ると?

「今大会への派遣はU-15のみに絞りました。年齢移行によってユース世界選手権が1年上に繰り上がることで、本来ならばユース世界選手権に出られるはずだった選手たちが国際大会に出場する機会がなくなるということもあり、またちょうどいいタイミングだったという背景がありました。

ユース世代の日本人選手も強いと言われているものの、昨年のユースアジア選手権は日本人ルートセッターが多かったんです。今大会の課題はそれとまた違ったクオリティでした。選手たちにとっては初めての国際大会がインドということでカルチャーショックもあったと思いますが、この時期にこういった体験をしたほうが、この先どんな国に行っても大丈夫だと感じられる経験をたくさん得られた大会になったのではないでしょうか」

――西谷さんにとって最も大変だったことは?

「飛行機の乗り方から、何から何までゼロの状態から教えなくてはならなかったことです。過去のユース世界選手権では国際大会経験のある選手たちが何人かいて、彼らがフォローしてくれていたんだということを実感しました」

―初めて派遣してみて、良い結果に終わったと感じますか?

「そう感じますし、これからは毎年派遣していきたいという思いです。本来ならば、ボルダーと同様にリードも今年のフューチャーカップで代表選手を選べれば良かったのですが、開催時期の関係でどうしても間に合いませんでした。まだ断言はできませんが、来年のアジアキッズ選手権には来年のリードフューチャーカップの結果をもとに代表選手を選ぶことになるかと思います。また、フューチャーカップのU-15は国際大会に出場するための大会になりつつあるので、U-13の性質も変えていく必要があると感じています」